Wahoo KICKR レビュー(使用編・ERG)
スマートトレーナーが面白いかどうか、ERGモードがどうであるかは様々なところで既に語られているので改めて言うまでもないのだろうが、一言でいうと楽しいし、ERGモードは楽で静かである。ERGモードについて少し補足すると、ERGモードをONにしていると、ワークアウト中に目標パワーが変わったタイミングでもギアを変える必要がなく、スマトレのほうで負荷を勝手に変えてくれる。 なので、ERGモードだとケイデンス維持に集中できる。転倒の恐れもないので下向いていてもOKだ。ずっと下向いて、「回れ回れ…」と自分の足に念じるだけでメニューが進んでいくのだ。そのせいか、パワメ+負荷付き三本ローラーでやっていた時よりもワークアウトの難易度が下がったように感じる。以前は完遂できなかったメニューも、ERGなら何とかできるといった具合だ。 また、ERGモードは工夫次第で静かになる。トレーナーの回転は速ければ速いほど音がする。ERGモードはケイデンスやスピードに関係なく目標出力を出させるように負荷をかけてくる。なので、トレーナーを回す速度を速くしない(けども至適ケイデンスを維持する)ようギア比を落とせば、静かにERGモードでワークアウトができる。 つまり、目標出力200wをERGモードで実行する時、アウタートップでケイデンス80で回すのと、インナーローでケイデンス80で回すのとでは、トレーナーからする音が全然違う。でも、その時漕ぎ手が出しているパワーもケイデンスも同じなので、漕いでるキツさは全く同じなのだ(異なるのはギア比とトレーナーが回っている速さ)。 関連記事 自作も紹介 Zwiftワークアウトメニュー Wahoo KICKR 2018買って、ますますはかどるトレーニング。では実際に何やってるのと言うと...