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Powerbeat(パワメ)の正確性をKICKRで検証(2)

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さて、前回に引き続き、 WatteamのPowerbeatの正確性に関して、Wahoo KICKR 2018で検証 を試みる。もう一度条件をまとめておく。 キャリブレーション Wahoo KICKRは、キャリブレーション(スピンダウン)実施した。実施した翌日に、本日の記事で紹介するデータ取りを行った。 Watteam Powerbeatも、キャリブレーションを実施した。実施した翌日に、本日紹介する測定データーを取った。なお、キャリブレーションには水バックを使うのだが、その 重さが4.5 kgであることをバネばかりで事前に確認 してある。 測定環境 室内測定で雨・風・温度変化なし。 メニュー ZWIFTのSST (MED)を、ERGモードで実施。ケイデンスは80~100程度を維持し、極端に上げ下げしないように留意している。 前回はPowerbeatの充電切れという手痛い失敗 をしてしまったので、今回は充電はもちろん、キャリブレーションもやり直すという念の入れよう。 ベストな状態での比較と言ってもいいだろう。 では、Wahoo KICKR読みのデーター(Garminで記録)から。 ERGモードなので、ほぼメニュー通りのパワーとなる。10分のWU (warm up) を経て210 wで10分、180 wで10分、の繰り返し。110 wのレストが入って、一分間の240 wの速筋イジメ。後半も210 - 180 wの繰り返しをやって、最後はCD (cool down) である。 次に、Powerbeat読みのデーター(Garminで記録)。 おおっ、驚くなかれ、ほぼWahoo KICKRと同じ値をトレースしているではないか。 前回は50 wほど高めの値が出ていたのは、キャリブレーションの不備が原因なのか低バッテリーが原因なのかは分からないが、きちんとキャリブレーションも充電もやっていれば、KICKRと同じ値が出ている。 やればできる子じゃないか! (というかきちんと使えって話だよな) これで外のトレーニングも安心してTSSを信じることができ、トレーニング管理が益々はかどる(とか言いながら今日もワトピア走ってます)。

パワメとWahoo KICKR

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Wahoo KICKRでもパワー測れるし、クランクには WatteamのPowerbeatが付いている ので、クランクでもパワーが測定できる。だったら、長年の興味(?)だったPowerbeatのパワー測定値の信ぴょう性について多少なりとも検討ができるのではと思い、 KICKR読みのパワーとPowerbeat読みのパワーを比較 してみた。 何かを測定するという道具の性質上、この手の「試し」は避けて通れないものであるし、私としてはこの二つのパワー値が一致する方がトレーニング管理上都合が良く、また例えズレているとしてもどの程度のズレなのかを知っておきたい(&できるのであればキャリブレーションし直して値をそろえたい)。 これはレビューと言うかインプレと言うか、使った個人的な感想よりも少しディープな領域に入っていると認識する諸兄もいるかもしれない。しかし、これから示す今回の結果は「私の使用状況では」ということになる点では、私的なレビューと何ら変わりのないものである。 条件は、Wahoo KICKRを使いZwiftでSSTメニューをERGモードで試す。その時のWahoo KICKR側のパワー値(これはERGモードなので、ほぼ指定のワット数)と、Powerbeatの値を測定し比較した。 場所は室内で温度変化なし。 なお、急激にケイデンスを変えると、ERGモードと言えどパワー値がばらつくと思われたので、ケイデンスは常に一定を心掛けて漕いでみた。 もう少し条件を記載。Wahoo KICKRは、二週間ほど前にスピンダウン(キャリブレーションのようなものと思っている)しており、それ以降は置き場は変えていない。Powerbeatのほうは、水のバッグを使ったキャリブレーションを一か月ほど前にやっており、それ以降外走ったりローラーやったりしているが、キャリブレーションは追加ではやっていない。 では、まずはWahoo KICKR読みのデーターのほうから。 分かっていたことだけど、ERGなのでほぼメニュー通りの値が出ちゃう。アップの後は210 wと180 wが交互に、そして110 wくらいの休憩時間。休憩時間中には短時間の240 w程度が入って、その後の短い休憩の後はまた 210 wと180 wが交互に、という内容。 こちらは、Powerbeatのデータ(後半部分