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BontragerのBlenderにCATEYEのライトをマウントする

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この度ハンドルを交換した。Bontrager製のハンドルにした。ボントレガーというとTREK専用パーツブランドのイメージが強いが、規格さえ合えば別メーカーのロードバイクで使っても問題ない。 なぜボントレガーを選んだか?それは私がTREKに乗っているからではなく、Blenderシステムというサイコンその他のマウントをスマートに出来る秀逸なシステムを使いたいからだ。ハンドル周囲のマウントでは、それ専用メーカーとしてRec mount(レックマウント)社が便利なパーツをたくさん出しているので実用上困ったことにはなっていないが、どうせハンドル交換するなら、という趣向である。 非常に簡単に言うと、Blender対応ハンドルとステムを使うことで、ステム接合部にマウント用の台座を付けることが出来る構造になっている。この紹介ムービー見ると、なんとなくわかると思う。 さて、よく見て欲しいのだが、ステムから飛び出している台座の形状は、Go Proマウントと同じ規格(以下GP規格)である。そのマウントに対して、「GP規格 - Garmin規格」のマウントを接合すると、ガーミンを付けれるようになる。同じように、「GP規格 - ライトマウント」を接合すると、ライトが付けれるようになる。 しかし一つ落とし穴が。ボントレガーで扱っているBlender用ライトマウントは、ボントレガー製のライトしか装着できない。キャットアイのライトを使っている場合はどうするか?ボントレガーのライトを買いなおすか、マウント変換をするか、である。 レックマウント社製のマウントを探せば、様々な規格を変換するアダプターがあるのでそこで探してみると、キャットアイのライトマウント規格とGP規格のアダプターがあった( amazonリンク )。 使うには、キャットアイのライトマウント用台座が必要なので、キャットアイのライトを買った時に付いてきたこれをこうする。 そして、こう。 出来上がったものは、キャットアイのライトをマウントでき、なおかつGP規格でハンドルに結合できる。 あとは、Blender側がGP規格なので、そこに付けるもよし、ライトの長さの分前に出したければ、「GP規格 - GP規格」のエクステンション(これもレックマウントで扱いがある amazonリン...

お気に入りの粉モノ紹介

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ドリンクのレビューである。レビューも何もはっきり言って味で選べばと昔は思っていたが、どうやらそうでもないらしいということで、私の愛用のドリンクを紹介する。 アミノバイタル クエン酸チャージ 恐らくアミノバイタルファミリーの中では異色の製品で、クエン酸配合が一番の売りである。クエン酸自体はアミノ酸ではないのだが、分岐鎖アミノ酸であるBCAAも、しっかり配合されている。分岐鎖アミノ酸は筋肉に多く含まれるアミノ酸ということで、筋肉を消耗するスポーツには分岐差アミノ酸の摂取が「効く」とされる。 さて、製品の紹介はこれくらいにして、私の評価は「まぁいいかな」程度である。価格の安さ、水への溶けやすさ、薄めに作っても(500 mLに溶かすところを700 mLに溶かす)普通に飲めるあたりはプラス。味が人工的で酸味がある。CCレモンの炭酸と甘みを失くした感じ、と言えばわかるだろうか。この製品自体の味は問題ないのだが、長く使いすぎたせいで、この味を感じるとハードなローラー練を思い出して良くない。またこの酸味が立つ味わいが、嘔吐物っぽく感じなくもなく、そう思い始めるともうダメ。製品自体は悪くないのだけど、飽きやすい味ともいえるかもしれない。また、甘味が殆どないせいか、飲んだ時のご褒美感はない。 VAAMウォーター よく分からん製品だけど、これもアミノ酸飲料と思う。BCAAは、バリン、ロイシン、イソロイシンなのだが、それらも配合されている。またVAAMシリーズは、体脂肪をもえやすくする独自のアミノ酸配合と謡っているが、BCAAも含まれているようだ。VAAMシリーズは、飲むと発汗が凄いという人もいるが、私は特にそのようなことは感じない。味的にはグレープフルーツ系で、ポカリスエットに近い。甘味もあり、飲んだ時のご褒美感が少しある。結構気に入っている。 アミノバイタルGOLD 運動中に飲むドリンクではなく、運動後にサプリ的に飲むもので、粉薬を飲む要領で飲む。ただし、量がそれなりなので一気に飲まず、二度に分けて飲むと良いと思う。味は正直言うと美味しくはない。えぐみというか、苦みを感じる。水で流し込むので気にはならない程度ではある。疲労回復に効くとのことだが、実際その実感はある。 プロテイン これは色々なものを試しているが、いまはS...

井村屋スポーツようかんは、なぜ補給食に不適なのか

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タイトルで既に補給食には不適と烙印を押してしまった井村屋のスポーツようかんだが、なぜ私がそう思ったかを解説しよう。 入手性  コンビニでは扱っていない店舗も多いが、Amazonでの扱いがあるので入手性は良いといえる。また値段も、40gの10個入りで1000円弱とリーズナブル。入手性も値段も問題なし。 携帯性  これも問題なし。バックポケットに楽に入る。入れようと思えば、一つのバックポケットに10本入る。結構重いからやらないけど。 味  微妙である。井村屋は別シリーズで普通の羊羹(ミニようかんなど)も作っている。そのミニようかんの味はとっても美味しい。その味を知っていたから、井村屋が作っている、このスポーツようかんを試してみたのだが、味にはちょっと裏切られた。一言でいうと、羊羹っぽい味がしない。 開封容易性  これがイマイチ。パッケージには、グッと押すと頭からニューっと出てくるように書いてあるが、そんなうまいこと行かない。一押しでは出ない。何度か押しながら、押す位置をだんだん上に詰めていき、絞り出す感じでないと出てこない。片手で出すには、かなりのコツがいる。厳冬期用サイクルグローブを着用したままでは、まず無理と思った方が良い。素手であっても、ロードバイクで走りながらこの羊羹を開封するには、結構危険を伴う。 製品レビューは以上だが、補給食に向かない理由の第一は、開封性の悪さである。この羊羹は片手で出せるようで出せない。両手離しやれば羊羹は出せるが、そんな乗り方して食べる補給食は補給食失格だ。じゃぁ止まって食べましょうとなると、止まって食べるなら美味しいミニようかんでいいじゃないか、となるわけである。もとい、止まって食べるなら、プロテインバーでも何でもいいわけだ。 さすがに金額も金額だし、買って損したとまでは言わないが、補給食としてはあまり役に立たなかったな、というのが本音である。

カステリ ベロチッシモ IV ビブショーツ

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またウェアのレビューなのだが、今回はカステリのビブショーツである。なんでわざわざ今更とも思わなくもないが、先般購入したCastelliのVelocissimo IVが(もちろんカステリのフラッグシップではないのだが)思いのほか良かったのである。何がいいって、裾の仕上げと生地、そして値段。以下、順に説明しよう。 まず、ビブショーツの裾の仕上げが、これまでのものと異なる。切りっぱなしで、なおかつ滑り止めが雑に縦に入っている。よくある(ショーツのメイン生地とは異なる)伸縮性のある裾を使った仕上げとは異なり、メイン生地がそのまま先端まで来て切りっぱなしなのである。そしてすべり止めが縦に雑に。写真を見た方が多分早い。 ぱっと見は安っぽいわけだが、履いてみると裾の締め付け感もなく、裾だけ別素材で作るより変なつっぱりがない。滑り止めもこの程度の配置で必要十分である。正直滑り止めの配置にはコスト削減感は否めないが、ズレてくることはもちろんない。着用時に面倒なくらいに肌にくっつく感じもしない。 さて、特筆すべきはその生地である。私が持っている他のビブに比べ、生地が「ごわっ」というか「パリッ」という感じがする。肌触りも「さらっ」という具合である。一方、それでいて十分の伸縮性がある。初めはちょっとこの生地に馴染めなかったが、使っていると何とも良いのだ。サドル上でのスベリが良いのが、私が一番気に入っているところ。また、これまでのビブだと何度か使うとサドルとの接触面が毛羽立ったりしていたが、この生地は全くそんな気配はない。耐久性がよさそうだ。 肩ひもの良しあしは、よく分からない。他のビブと変わった感じはしない。サイジングはこれまでのカステリの商品と同じだ。 季節外れだったためか、値段も海外通販で8000円程度で購入できた。この価格も含め、かなりいい買い物だったと思う。 関連記事 DHBやSANTIC含め、手持ちウェア類のレビュー(備忘録的)

STRAVAルートビルダーとGarmin Edgeで簡易ナビ

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前々回は、 ルートラボでルートを作成し、GPSデータを吐き出させ、Garmin Edgeにインポートして簡易ナビする方法 を書いた。今回は同じ目的のことをルートラボを使わずにSTRAVAでやる方法。STRAVAでアクティビティーや区間データーが既にある場合、わざわざルートラボで書かなくても良いので、こちらの方が面倒でないという利点がある。 超簡単に書くと、(1) STRAVAでGPXデーターを吐き出させる、(2) GPXデータをGarminに取り込む、である。 (1)には、(1a) STRAVAアクティビティー記録を基に出す方法と、(1b) STRAVA区間データーを基に出す方法、がある。さらに、ライド記録もなく区間データもない場所のルートを引きたければ、(1c) STRAVAルートビルダーを使って自分でルートを作成すること、も可能であるが、これはルートラボとほとんど同じである。順に説明しよう。 では、(1a) STRAVAのアクティビティー記録を基に、GPSデータを作る方法。STRAVAにログインし、ルート化したいアクティビティーを表示させる。これは他人の記録でもOKだ。アクティビティー情報表示画面で、地図上の「↓GPX」ボタンを押す。 保存先を聞かれるので、適当な場所を指定して適当な名前で保存。 (1b)区間データを基にGPXデータを出す方法。まずルート化したい区間をSTRAVAで表示させる。これも他人のデーターでも出せる。まずは、アクティビティー表示画面で区間を選択し、区間詳細がプルダウンされたところで「分析」ボタンをクリック。 次の画面で、スパナアイコンをクリックし、出てくるメニューの中から「GPXをエクスポート」を選択し、適当な場所に適当な名称でファイルを補完する。 (1c) STRAVA上でルートビルダーでルートを新規に作る方法。STRAVAのメニュー「ダッシュボード」にある「Myルート」を選択。行先の画面左上には、オレンジ色の「新しいルートを作成」ボタンがあるのでクリック。 すると、地図の画面に移動する。ここから先はルートラボとほぼ同じ。自分が過去に通った道や、おそらく他人も含めよく使われる道順が優先して引かれている気がするので、地域によってはルートラボより優秀かもしれ...

チェーン交換

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チェーンが汚い、洗浄しよう。でもその前に、最近シャリ感もあったし、ちょっと測ってみるかで愕然。こちら、0.75%の伸びを確認するの図。 かなり病状は進行している模様。恐る恐る1%の伸びを確認すると、 ああ、何の抵抗もなくスポット入ったよ。完全末期状態のチェーン。ここまで使えばチェーンの神様も許してくれるはずだ。そのかわり、スプロケとチェーンリングの神様には怒られること請け合いだ。本来なら、削れた(伸びた)チェーンは他の部品の摩耗を防ぐためにも、さっさと交換。 交換に必要な工具は、チェーンカッターと新品チェーン、コネクトピンのみである(私はコネクトピン派で、特に理由がない限りはミッシングリンクは使わない)。 新品チェーンは長すぎるので、適切な位置で切って使う。ではどの長さで切るか。チェーンの適切な長さを測る方法が、シマノのマニュアルにも記載があるらしいのだが、そんなの見なくとも今使っているチェーンで長さ合わせりゃいいじゃんと思う私。で、実際シマノマニュアルのやり方でチェーンを測ったことがない。なんなら、今使っているチェーンのリンク数で合わせるのが間違いがないとさえ思う。 長すぎる新品チェーンを切る時、長さ以外にも気を付けるべきことがある。新品チェーンの両端をまじまじと見て欲しい。片方はアウターリンクで終わっていて、もう片方はインナーリンクで終わっているはずだ。そしてチェーンを適正長に切るときに、切って捨てる側はインナーリンクで終わっている端のほうである。 理由は、アウターリンクに二度ピンを通したくないためである。アウターリンクがピンを止めている役割を担っており、そのアウターリンクの穴に何度もピンを抜いて通して…緩くなったら危険である、というのが根本の考え方。 さて、そうこうしているうちに、チェーンがコネクトされた。 この出っ張りを、ペンチなどでつまんで「ボリっ」と折り取る。これ、結構力がいる。初めてやった時は、チェーンが曲がってしまうかと思った。そして、完成図。 うん、これがチェーンのあるべき姿。そういえば、チェーンには表裏があるから、装着する際は気を付けるべし。ロゴなどが書かれている面が、外から見えるように付けるのが正解。写真見て分かる人は分かる、Dura-Aceのチェーンである。チェーンくらいDura-A...

ルートラボとGarmin Edge 520jで簡易ナビのやりかた

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ルートラボをご存知だろうか。出発地点から目的地までのルート(道順)を自分好みに描けるYahoo Japanのwebサービスである。Yahoo Japanのサービスは数あれど、一番利用価値のある(他に代替の効かない)シロモノだと私は思っている。ルートラボ、使い方は至って簡単で、しかも道中の勾配データーも分かる優れものである。 道順確認だけならGoogle Mapと、Googleストリートビューを使えばいいが、ルートラボは一度引いた道順をExportでき、Garmin Edgeに取り込ませることで道案内をさせることができる。Google MapとGoogleストリートビューと併せて使えば、パソコン上である程度下見とナビの準備ができる。 今回は、ルートラボで引いた道順をGarmin Edge 520jに取り込み、ナビをさせるやり方について解説(というか私の備忘録)。 まず、 ルートラボは、ここ 。登録して使えば、過去に自分が作ったルートを簡単に呼び出せたり、他人様が作ったルートをお気に入り登録することもできる。 例えばこれは、富士ヒルのコースである。このような有名なコースは、過去に誰かさんが作ってくれていることが多い。 もちろん出発地点から目的地に向かいルートを自分で引きたい場合は、自分で作ることもできるしそのケースが多いと思う。使い方はシンプルで、ここで説明するより使ってもらった方が早い。 Google Mapなどは、スタート地点と目的地を最初に設定して複数のルートを自動で引かせるが、ルートラボはスタート地点から自分が通りたいポイントを選び、それらを自動で線でつなぐことにより、ルートを引きながら目的地までを辿る。線でつなぎながら引くと言っても自動で道路に沿って引いていくので、操作はクリックしていくだけである。 ルートラボで作ったルートを保存せず、Garmin Edgeに取り込ませる目的でExportしたいだけなら、Yahoo Japan IDは不要である。作成した、または作成中のルートを保存したいならば、Yahoo Japan IDが必要。 では、Exportの手順である。ルートラボでExportしたいルートを表示させる。画面を下方へスクロールさせると、GPXでダウンロードさせる選択肢が出てくる。 クリックすると、ファイルの...