ルートラボとGarmin Edge 520jで簡易ナビのやりかた

ルートラボをご存知だろうか。出発地点から目的地までのルート(道順)を自分好みに描けるYahoo Japanのwebサービスである。Yahoo Japanのサービスは数あれど、一番利用価値のある(他に代替の効かない)シロモノだと私は思っている。ルートラボ、使い方は至って簡単で、しかも道中の勾配データーも分かる優れものである。

道順確認だけならGoogle Mapと、Googleストリートビューを使えばいいが、ルートラボは一度引いた道順をExportでき、Garmin Edgeに取り込ませることで道案内をさせることができる。Google MapとGoogleストリートビューと併せて使えば、パソコン上である程度下見とナビの準備ができる。

今回は、ルートラボで引いた道順をGarmin Edge 520jに取り込み、ナビをさせるやり方について解説(というか私の備忘録)。

まず、ルートラボは、ここ。登録して使えば、過去に自分が作ったルートを簡単に呼び出せたり、他人様が作ったルートをお気に入り登録することもできる。

例えばこれは、富士ヒルのコースである。このような有名なコースは、過去に誰かさんが作ってくれていることが多い。


もちろん出発地点から目的地に向かいルートを自分で引きたい場合は、自分で作ることもできるしそのケースが多いと思う。使い方はシンプルで、ここで説明するより使ってもらった方が早い。

Google Mapなどは、スタート地点と目的地を最初に設定して複数のルートを自動で引かせるが、ルートラボはスタート地点から自分が通りたいポイントを選び、それらを自動で線でつなぐことにより、ルートを引きながら目的地までを辿る。線でつなぎながら引くと言っても自動で道路に沿って引いていくので、操作はクリックしていくだけである。

ルートラボで作ったルートを保存せず、Garmin Edgeに取り込ませる目的でExportしたいだけなら、Yahoo Japan IDは不要である。作成した、または作成中のルートを保存したいならば、Yahoo Japan IDが必要。

では、Exportの手順である。ルートラボでExportしたいルートを表示させる。画面を下方へスクロールさせると、GPXでダウンロードさせる選択肢が出てくる。

クリックすると、ファイルの保存場所を聞いて来るので、デスクトップやマイドキュメントなど、適当な場所に保存する。

次に、Garmin Edge 520jをパソコンにつなぐ。つないで待ってるとマウントされるので、アイコンをダブルクリックして開く。

開くと、「New Files」フォルダがあるので、そこへ先ほどルートラボからダウンロードしたGPXファイルをコピー。
GPXファイルをコピーし終わったら、Garmin Edgeをパソコンからアンマウントして切り離す。

Garmin Edge 520jを立ち上げ、「▼」ボタンを押しメニューを表示させ、トレーニング > コース を選択すると、取り込ませたコースが表示される(複数取り込ませると複数のコースが表示される)。


案内してほしいコースを選択し、「開始」させると、開始地点までナビをさせるか聞いて来る。

「いいえ」を選択しても、その後自分がルート上に移動すると、自動でルート案内が始まる。ルート案内時の画面は、線で表した「行くべき道」と自分を表す矢印。曲がるべき交差点が近づくと、曲がるよう案内が出るので、見た目以上に使える。

以上、Garmin Edge520jでのやり方でした。他のGarmin Edgeは使ったことがないのでよく分かりませんが、520jはコレで行けます。

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