井村屋スポーツようかんは、なぜ補給食に不適なのか

タイトルで既に補給食には不適と烙印を押してしまった井村屋のスポーツようかんだが、なぜ私がそう思ったかを解説しよう。


入手性 コンビニでは扱っていない店舗も多いが、Amazonでの扱いがあるので入手性は良いといえる。また値段も、40gの10個入りで1000円弱とリーズナブル。入手性も値段も問題なし。

携帯性 これも問題なし。バックポケットに楽に入る。入れようと思えば、一つのバックポケットに10本入る。結構重いからやらないけど。

 微妙である。井村屋は別シリーズで普通の羊羹(ミニようかんなど)も作っている。そのミニようかんの味はとっても美味しい。その味を知っていたから、井村屋が作っている、このスポーツようかんを試してみたのだが、味にはちょっと裏切られた。一言でいうと、羊羹っぽい味がしない。

開封容易性 これがイマイチ。パッケージには、グッと押すと頭からニューっと出てくるように書いてあるが、そんなうまいこと行かない。一押しでは出ない。何度か押しながら、押す位置をだんだん上に詰めていき、絞り出す感じでないと出てこない。片手で出すには、かなりのコツがいる。厳冬期用サイクルグローブを着用したままでは、まず無理と思った方が良い。素手であっても、ロードバイクで走りながらこの羊羹を開封するには、結構危険を伴う。

製品レビューは以上だが、補給食に向かない理由の第一は、開封性の悪さである。この羊羹は片手で出せるようで出せない。両手離しやれば羊羹は出せるが、そんな乗り方して食べる補給食は補給食失格だ。じゃぁ止まって食べましょうとなると、止まって食べるなら美味しいミニようかんでいいじゃないか、となるわけである。もとい、止まって食べるなら、プロテインバーでも何でもいいわけだ。

さすがに金額も金額だし、買って損したとまでは言わないが、補給食としてはあまり役に立たなかったな、というのが本音である。

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