Selle SMPサドル導入
長時間乗っていると、どうも尿道付近が痛い感じがしていた。気のせいかとも思ったが、ある夜に排尿時に痛みを感じたのをきっかけに、本気でサドルの交換を検討した。検討時の優先順位は以下のとおりである。
そしてこれである。
品がないというかなんというか・・・これでいいのかSelle SMPよ!商品の良さを伝えたいのだろうが、せめてトイレで用を足している絵にしてほしいなぁ。
- 尿道を圧迫しないデザイン
- 値段
- 見た目
- 軽さ
- 座骨の痛み軽減が望める
座骨の優先順位が低いのは、レーパン着用で十分と考えたからだ。候補にすぐに上がったのは
- ISMシリーズ。
- Selle Italia Ironシリーズ
- Selle SMPシリーズ
である。だいたい同じレンジの値段だが、座骨部分のパッドがあるものとないものがある。人様のブログやショップのレビュー、メーカーHPにあるサイズを見ながら、自分の座骨の幅測りながらの選定。結果、Selle SMPの細身のシリーズから選ぶことに。パッドがなくても痛くはならないだろうと踏んで、最後はcompositeに決定。それぞれの候補の落選理由については、
- ISMシリーズ - 尿道は痛くならないようだが、先端部分の幅が広く、これはこれで又ずれ的に別の部分が痛くなりそう。
- Selle Italia Ironシリーズ - おしり部分の幅が広すぎてデザインがあまり好みでなかった。
さて、Selle SMPシリーズは、特徴的なノーズの形と、尿道部分のくりぬきが特徴である。また、商品によっては、座骨が当たる部分は座骨を包むような湾曲した形になっており、したがっておしりの座骨あたりを点でなく面で支えるようになっている。この形がおそらく、パッドなしであっても座骨が痛くなりにくい理由だろう。と勝手に推測し、買ってしまった。
座骨部分が、乗り手のおしりを包むようなカーブを持って造形されていることがわかるだろうか?
さてここからは、乗り心地インプレである。これまで付けていたサドルと交換し、位置を合わせる。SMPサドルは激しく湾曲しているため水平を合わせる方法がわかりにくいが、説明書に書いてある。まずサドルに平板を乗せて、そこに水平器を置いて、水平を取る。これで乗ってみて具合が悪いようだと、少しずつ前傾または後傾させて具合がいいようにアジャストしていく(後傾にしてしまう人はまれだと思うが)。私の場合、前傾1度か2度で丁度良い感じであった。さて、長距離乗った結果であるが、尿道が全然痛くない!感動である。でも座骨は少し痛い。パッド無しから想像するほど酷くはないから、やはりこの座骨を包む造形が効いているとは思う。このサドル、カーボンでも何でもなく、樹脂製のものを人工皮革で包んでいるものと思うが、自転車で段差を越える時に座骨を乗せる部分が少したわむ。これもまた、座骨部分の痛み軽減に効いていると思う。パッドは入っていないが、座骨が痛くならないような工夫が施されており、またもちろん尿道が痛くならないデザインでもあり、見た目の印象よりも遥かに乗り手にやさしいサドルである。ただ、座骨の位置が合わないと激しく痛いと思うので、そのような方は幅広のシリーズを選ぶと良いと思う。サイズについては改めてまとめるべくもなく、他人様のHPであるがここに詳しく説明されている。
ちなみに本家のHPはここである。サドルばかり作っているメーカーではなく、なんとウェアも作っていてびっくり。で、ウェア紹介のページ見て、またまたびっくり!!
そしてこれである。
品がないというかなんというか・・・これでいいのかSelle SMPよ!商品の良さを伝えたいのだろうが、せめてトイレで用を足している絵にしてほしいなぁ。
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