Zwiftに挑戦

負荷付きローラーがあってパワメもあったら、次はやっぱりZwiftというのが自然な流れ。私の環境をここでおさらいすると、ロードバイク、スピードセンサー(ANT+)、心拍計(ANT+)、パワメ(ANT+)負荷付き三本ローラー、Garmin Edge 520(これはZwiftには関係ない)、である。Zwift挑戦にあたっての追加投資は、ANT+機器をパソコンに認識させるために、ANT+ USBドングルを購入したのみである。

Zwiftを楽しくやることが当初からゴールであったとすると、Zwiftの世界に合わせて負荷が自動で変わるダイレクトドライブのスマートローラーが正解なのは間違いない。私は、基本は実走で時々Zwiftと思っていて、バイクに付けるパワメも欲しい。すると、スマートローラーの出費がちょっと痛い(パワメがバイクにもローラーにも付いているようなもの)ので、負荷付き三本ローラーで行くのが経済的にも最適解かと現在は考えている。さらに、恐らく姿勢の問題で私は腰痛が時々出る。これはロードに乗るようになる前からである。そんな私には、自然と姿勢のバランスを取らないと乗れない三本のほうが、腰痛の予防には良いように思っている。固定の負荷付き買ってZwift楽しむのもオツであるが、そうすると姿勢をないがしろにしてパワーで踏みまくって、腰痛が出ないとも限らない。ともあれ、いろんな事情があり今は負荷付き三本でZwiftに挑戦することにした。

Zwiftは、webサイト(http://zwift.com/ja/)からアプリケーションをダウンロードして始める。サイトの絵柄はこんなもんで、右上のほうに言語タブがある。この言語タブでサイトの言語を日本語に変更できると思いきや、できない。


どうせ英語でも問題ないだろうということで、そのままインストーラーをダウンロード。もちろんだが、Mac用とWin用がある。ダウンロートしたインストーラーを実行すれば、アプリケーションショートカットがデスクトップに。

新しいアプリケーションをインストールして実行する際の、ちょっとしたワクワク感を感じる。それがロードバイク用のアプリケーションとなればまたワクワク感も増すというものだ。はじめて実行すると、ユーザー名とメールアドレス、パスワードを設定する画面になる。このユーザー名はZwiftプレイ中に表示される名前(多分他人からも名前は見える)に直結するが、後からも変えられる。二回目以降のログインはパスワードを保存しておけばこのようなwindowから始まるはずである。

右下にあるJOINボタンは、課金して使用するよという時にクリックするボタン。Zwiftには一週間の無料トライアル期間が付いているので、その期間中は普通にRIDEボタンをクリックすると始まる。始まるとまず、各種センサーの認識を行う。

バイクのペダルをちょいちょい動かして、パワメを作動させよう。一つ一つセンサーをリンクさせていけば何も困難なことはないし、私はこのステップで一度もトラブったことはない。リンクさせるべきセンサーをすべてリンクさせたら、開始できる(上の画像は開始ボタンが表示されていないが、それはパワメもスピードセンサーもどちらもリンクしていないからである。)開始すると、こんな画面になる。

ワークアウトを選べば、既に組まれているワークアウトプログラムでトレーニングできる。もちろんルートボタンからコースを選んで自由に乗ることもできる。ワークアウトプログラムは、ざっとこんな感じ。

それぞれの項目にある三角を押すと、実際のトレーニングメニューが複数出てくる。時間によって分けれれているのも親切でうれしい。メニュー詳細には、ストレススコアも表示されているので、それぞれのメニューがどの程度の追い込みを必要とするかも事前にわかる。親切だ。
コース選択はこんな感じ。

どうやら、曜日によって舞台(世界・街)は異なるようである。一つの世界にも、複数のルートがあって、勾配含め好きなルートを選ぶことができる。スマートローラーなら、この斜度に応じて負荷が変わるので、本当にリアルなZwift体験が可能になるのだろう。

いちど乗ってみたが、感想を一言で言うと「これはすごい」に尽きる。ウェアやバイクのデザインを変えるようなゲーム要素もあるのだが、そんなのはオマケである。ローラーのメリット(いつでも乗れる、車が来ない、信号がない)は享受しつつも、画面上といえど周囲に人がいて駆け引きがある。そのため、孤独にローラーを回す時と比較して、ストレススコアは増える傾向にあるし、何より飽きない。バーチャル世界でロードに乗る、というよりは、バーチャル世界で他人と競う、と言った方が近いと思う。これがあれば冬も乗り切れそうだ(確実に実走は減るだろうな...)。


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