Sufferfestレビュー

はじめに
Sufferfestをしばらく続けてみて、気が付いたことをいくつかメモ。ちなみに、やってて面白いので、悩んだ末に課金することにした。


単調なメニューが少ない(というか単調なものは無いに等しい)
SSTをやりたいと思って探してみても、SST強度オンリーなメニューは無い。どこかしらにL4以上の強度が入っている。いくつか近いものを上げてみると、

The Way Out
The Way Out、約1時間のメニュー。L4強度がメインでSSTに近いんだけど、FTP 100%もあるし、黄色いブロックはL5相当。

Team Scream
Team Scream、チームTTを模したトレーニング。だいたいFTPか少し下だが、定期的に短いL5が入る(TTで先頭を引く状況を想定)し、短いL3も定期的に入る(TTで先頭から最後方に戻る状況を想定)。

Angels
Angels、前半1/3はSSTに近いが、その後はもう全然違う。控えめに言ってキツいトレーニングの部類。

とまぁこのような感じである。(FTPではなく)4DPで能力向上を考えると、特定のパワーゾーンだけを鍛えるよりも別のパワーゾーンの刺激も入れるほうが良いのかもしれない(4DPに関してはこちらの記事を)。


ケイデンスの指示がある
Zwiftのワークアウトメニューではケイデンスの指示がないことも多いが、Sufferfestでは常にケイデンスの指示がある。場合によっては、Standingする指示も出る。同じパワーでも低ケイデンスで登坂を模したトレーニングと、高ケイデンスで平地でスピード出すことを模したトレーニングとを分けて考えているようだ。



スマートトレーナーの反応
ERGモードでトレーニングするのだが、スマトレの反応(負荷の変化)はZwiftよりワンテンポ遅い気がする。特に、自分のケイデンスがSufferfestのワークアウトが指定するケイデンスからズレていた場合にそれを感じる。


辛い
はっきり言って辛いメニューが多い。でも、レースを走っているかのような映像と、励ましの言葉に背中を押されてモチベーションが維持できる。


セリフが時々面白い
大いに励まされる言葉が多いが、時々面白いというか皮肉っぽいのもあって楽しめる。例えば
  • “”最後のブロックは、これまでよりちょっと強度高いって言ったっけ?言ってないような気もするけど、大した問題じゃないよね“”
他には、
  • “”俺達は頑張ってこのメニューを最後までやり遂げるんだ(実際やるのは《俺達》じゃなくて、《あなた》だけどね)“”
などである。鬼コーチのようなセリフも勿論多いが、ちょっと笑ってしまうこういうパタンも面白くて、やっててリラックスできる。

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